ジャニーズ好きの2歳児の話
ご存知の方もいるかと思うが私にはジャニヲタ人生に多大なる影響を与えてくださった叔母がいる。
その叔母には2歳になる娘がおり私の従姉妹にあたる。
今日はその子のジャニーズヲタクっぷりをお話したい。
従姉妹のジャニヲタとしての片鱗を見せたのは2016年の6月頃だ。
私が叔母の家に遊びに行った時のことである。
従姉妹が「DVDを見たい!」と言い始めたのだ。
2歳児が見るものだからアンパンマンか何かのDVDなのだろうと思い「どこにあるの?」と尋ねた。
するとあろうことか従姉妹は「ここ!」と言いながら叔母の嵐ゾーン(嵐の円盤が陳列してあるゾーン)を指さしたのだ。
私は思わず聞き返した。
しかし従姉妹はそんな私を無視し、「あらしあらし〜」鼻歌を歌いながらマイガールのCD(PVメイキング映像付き初回限定版)をデッキにセットしたのだ。
従姉妹がDVDをセッティングできるというのにも驚いたが何より嵐という存在を知っているということに戦慄した。
だがしかしジャニヲタ2歳児伝説はここからが始まりだ。
この程度で驚いてはならない。
夏に帰省した際私は再び叔母の家を訪ねた。
すると発売されたばかりのJaponismを見ていた。
しかも既にヘビロテしているようで、パフォーマーの太鼓を叩くの真似をしたりしていた。(ちなみに従姉妹の世話をしている祖母も嵐のメンバーと曲を覚えていた)
従姉妹いわく、「ママのニノ」「ばあちゃんの大野くん」「私の櫻井くん」らしい。
勝手に担当を決めているのだ。
ママ(叔母)は大野担だった気がするのだが(笑)
そして終盤、アンコール前にメンバーが捌ける所で「あらしい〜〜あらしがいっちゃう〜〜」と泣き始めたのだ。
何度もDVDを見ているはずなのにアンコ前になると毎回泣くらしい。
そしてアンコでメンバーが再び出てくると歓喜しながらペンライトを振っていた。
ジャニヲタ2歳児強すぎる。
そんな私は従姉妹にセクシーゾーンさんを見せてみた。
「誰が一番イケメン?」
するとセンターを指さす。
そうだ、あの顔面人間国宝であり顔面得点94点のあの男だ。
従姉妹はどうやら佐藤勝利が好きらしい。
少クラを見せても勝利くんばかり指さしていた。
2歳児にして既に面食い...。
従姉妹の将来が少し不安になった。
ちなみに従姉妹はK&Q&Jと男ネバギバは完璧に踊れる。
最近はレイディも習得中だ。
そしてつい最近、連休で帰省してきた。
早速叔母に従姉妹の近況について尋ねてみる。
どうやら最近は5×10がお気に入りらしくずっと見ているそうだ。
パズドラのCMが流れると「あいばくん!!」 と直ぐ様反応していたので、「相葉くんと一緒にいるのは小瀧だよ」と囁いておいた。
ちなみにウェルセクを見せると、安定の佐藤勝利担をしていた。
カラアイマルチアングルの佐藤勝利を食い入るように見るのだ。
流石である。
そんな従姉妹に私は川崎皇輝くんが少クラで歌っていた三秒笑ってを見せていたのだが、ある日叔母から従姉妹がサビを歌いながら踊っている動画が送られてきた。
唐突に歌い始めたらしい。
さらに皇輝くんの顔を覚えたらしく、少クラを見せると皇輝くんのパートで必ず「これ!これ!」と指をさす。
この子は天才か。
帰省する度にジャニヲタレベルが上がっている従姉妹に会うのが楽しみで仕方が無いババアである。
オタクからヲタクへ
はじめましてこんにちは。
私は今現在ジャニーズ、中でもSexy Zoneというグループの王子と呼ばれる中島健人のヲタクをしている。(ちなみに最近はジャニーズJr.の川崎皇輝くんにもお熱)
しかし今までジャニーズのヲタクだけをしてきたわけではない。
その経緯について記録しておきたいと思う。
まず今までの流れなのだが、私は3年毎に何らかの転機が訪れその度にメインジャンルを転々としていた。
ここでキーパーソンとなるのが11歳年上の叔母の存在だ。私の歴代の趣味はほぼ全てが叔母の影響を受けている。
- アニメ、ミュージカル
私のオタク人生はここから始まった。
小学5年生の私の元に叔母がある漫画を持ってきたのだ。
「おもしろいから読んでみなよ」と言われ読んでみたところ見事にどハマりしてしまった。
ありえないストーリーに戦闘シーン、美麗なイラストにイケメンなキャラクター。
ハマらないわけがない。
叔母も私同様どハマりしてしまったらしく、二人でミュージカルの舞台まで観に行った。
その作品がテニスの王子様である。
これが引き金となり中学1年生まで根暗なアニメオタクとして生きてきた。
アニメオタクをしていると必ずと言っていいほど耳にするもの、それはアニソンである。
有名なアニソン歌手が歌っているものもあれば作品に出演している声優が歌っているものなど様々なのだが、その当時ヴィジュアル系バンドのタイアップが多かった(気がする)。
私が次にハマった黒執事というアニメオープニングにシドというバンドの楽曲タイアップが決まったのだ。
シドは楽曲とボーカルの歌唱力に定評がありヴィジュアル系界では知らない人がいないほど有名なバンドである。
私のバンギャル人生はシドから始まった。
そして今でも続いているのだがそれは後日時間があるときに語らせてもらう。
- ジャニーズヲタク
このジャニーズヲタクというのも、例によって叔母の影響である。
しかもジャニーズの方は重症で叔母が高校生の頃(私が幼稚園生の頃)からドル誌のジュニアのコーナーをみせられては「誰が一番かっこいい?」と聞かれる始末。
その頃はわけもわかっておらず名前も顔もあまり覚えていないのだが、ジャニーズの存在だけはしっかりと頭にインプットされていた。
そして物心ついた頃にはYa-Ya-yahの藪くん(現Hey!Say!JUMP)が好きで友達とその話ばかりしていた。
当時小学二年生。
大分ませたクソガキだったと我ながら思う。
そして時は流れて中学二年生。
これも叔母の影響で関ジャニ∞にハマる。
単独カウントダウンにも連れて行ってもらい、ジャニーズヲタクへのエスカレーターを上っていった。
ちなみに大倉担である。
- 声優
いままでで一番お金、時間、労力をかけたのがこの声優だ。
高校3年生のある日、ふと思い出したかのようにかつてどハマりしていたミュージカルテニスの王子様の最終公演のDVDを見始めたのだ。
そこでニコニコ動画などで有名な店長代理こと不二裕太役のKENNさんの歌唱力の圧倒的な高さに惚れた。
ただの舞台俳優だろうと思い軽い気持ちで追っかけを始めようとしたのだが、そこで私は気づいてしまった。
この人は俳優ではなくう声優をメインに活動していることに。
しかも私の苦手な乙女系のジャンルばかり。
今もなんですけど乙女系のあのムズ痒いセリフとひたすらコマンドを選択していくあの作業が苦手で!
そしてジャニーズやバンドマンと違って声優の現場は都内でしかほぼない。
しかも出演作品のイベントである。
通うには興味のない作品の円盤を買ってチケットを取らなければならないという拷問付き。
挙句無駄に高いチケット代。
私は九州に住んでいるのだが、酷いときには月に5回東京に飛んだりしていた。
しかし私の好きなKENNさんの生歌はほぼ聞けない。
2年半程追っかけをしていたのだが、そろそろ限界を感じでいた。
大倉担の頃、堀北真希が主演の『生まれる。』に出演していた中島健人くんを見た私の第一声。
「この子芋臭くない?」
エイター時代の友達が中島健人くんに担降りし、『JMK』を見せられた時の私の感想
「この子やばいwwwwwお腹痛いwwww」
安井謙太郎担の友人にセクサマリリースの話を聞いた時の私
「サマーなのに何で雪が降るんすかwww天地異変かwww地球温暖化かwww」
こんな私がなぜいまになって中島健人くんのヲタクをしているのか。
忘れもしない4月29日のMステ、『勝利の日まで』のイントロのセリフ部分を全力で語る(?)健人くんに惚れた。
とても素敵だった。(これを友人に言うと、必ず頭おかしいの?と聞かれる)
そこからSexy Zoneに落ちるのは早かった。
セクチャンで中島健人と菊池風磨が狂っていることを知り、松島聡とマリウス葉のど天然さを知り、佐藤勝利のクレイジーさを知ったのだ。
このグループにはまともなのがいない。
そこがいいのだ。
可愛らしいのだ。
全員がボケなのが個性なのである。
そして絶妙なタイミングで開催された『Summer Paradise2016』。
行くに決まっている。
一応多忙な専門学生であるので休みが取れず健人くんの公演、しかも後半戦しか参戦できなかったが。
そこで中島健人という人間は一流のエンターテイナーであり、且つファンやスタッフ全ての人を大切にする本当によくできた人間なのだと感じた。
そして何より自己プロデュース能力が半端なく高い。
見せ方を分かっている。
こんなに素晴らしいアイドルがいたのか、ジャニーズ事務所には。
1公演目はひたすらこんなことを考えていた。
そして事件は起こった。
オーラスに山Pと風磨くんが来た事件。
あの時の健人くんの動揺っぷりは忘れられない。
本当に、風磨くんが来たとわかった瞬間人が変わったように動揺し始めたのだ。
数秒前まで「ハニー、愛してる」などとラブホリ用語を連発していたにも関わらず、突然の無言。
そして深呼吸し始める。
めちゃくちゃ吃る。
なにこの子めっちゃ可愛やん!!!!
この日から中島健人くんは私の神様となった。
- 川崎皇輝くん
ジャニーズJr.
・誕生日 2002年7月30日
・出身地 東京都
・星座 しし座
・血液型 A型
・入所日 2012年6月10日
・櫻井翔のラップに憧れている
出会ったのは『#Honey♡Butterfly』だ。
健人くんに会いに行ったはずなのに別の子をロックオンしてきてしまった。
友達にも怒られた。Jr.にまで手を出すのはやばい、歳を考えろと。
でも可愛いのだから仕方がない。
どことなく幼少期の錦戸亮に似てたり似てなかったり...
おばちゃんは遠くでひっそり成長を見守ってるね(にっこり)
長くなったが、私の遍歴はこんな感じである。
多趣味すぎて自分でもどうすればいいのかわかってない。
しかし全部好きだったし、その当時はとても楽しかったので後悔はしていない。
なんだかんだでジャニーズとは十数年程お付き合いさせていただいているので、これからもよろしくお願いしたいと思っている。